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マリアベールに憧れちゃう!秋色アジサイブーケ&ヘアパーツの花嫁様
こんにちは。
いつもSOEL(ソエル)のブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日は紅葉を楽しみに、千葉県の亀山湖に行ってきました。常緑樹も結構あったので「一面紅葉!!」というよりは、ポイントポイントで紅葉が綺麗な見どころがある感じですね。でも橋の上から見る紅葉や、水に映る紅葉など、静かでとても綺麗でした。
水辺なので、気温より寒く感じました。これから行かれる方は暖かくしていくことをおすすめします!
では今日は、当店をご利用いただいた花嫁様からのお写真をご紹介致します。
オーダーメイドでプリザーブドフラワーのラウンドブーケ&ブートニア&ヘアパーツを作らせて頂きました。私の憧れでもあるマリアベールをされている花嫁様♡ とっても素敵です♡
プリザーブドフラワーのラウンドブーケ&ブートニア&ヘアパーツ
マリアベールってどんなベール?
マリアベールは、聖母マリア様がつけていたことからその名がつけられました。折り返すことなく被るタイプのベールで、縁には美しく神秘的、そして厳かさを感じさせるレースや刺繍が施されているものが多いです。
お顔の全面にレースがきますので、厳粛な雰囲気を纏い、個人的には小顔効果・二の腕などもレースで自然に隠れるので着やせ効果もあるなぁと感じるベールです。
マリアベールをする花嫁様、あまり見ないのはなぜ?
とても美しいので、おすすめしたいマリアベール。ただ、折り返すことなく被るタイプのベールなので、ベールダウン・ベールアップの儀式はできません。もちろん、ヘアメイクさんに相談すればベールダウン・ベールアップできるようにつけることもできます。
ただせっかくのレースなどは綺麗に見えませんし、デザインも違うものになってしまいます。ベールダウン・ベールアップをすることを重視するのであれば、マリアベールを選ぶ必要ないのではないか?と個人的には思います。
儀式を重んじるプロテスタント系の教会ではマリアベールを禁止しているところもあるそうなので、確認してみてくださいね。
ベールダウン・ベールアップってなに?
まずベールには「覆う」「隠す」という意味があります。ウェディングベールには邪悪なものから身を守る、魔除けとしての役割があります。
(ちなみにバージンロードのチェアフラワーにも、花の力で邪気を払い清めるという役割があります)
ベールダウンはここ最近、人気になってきている演出のひとつ。チャペルに花嫁様とお母様が入場し、お母様にフェイスベールを下ろしてもらってから、お父様とバージンロードを歩んでいきます。大切に愛をもって育ててくれたお母様の手によって、邪悪なものから身を守るようベールをかけてもらうのは理にかなっています。
元々はお父様だけでなく、お母様にも何か役割を、というのがきっかけで始まったウェディングセレモニー。そんなビジネス事情を知っている私でも、友人の結婚式で涙するのがこのシーン(笑)
お母様がね、ベールを下ろした後に「綺麗よ、幸せになってね」とか声をかけるのが、後ろの方に参列していると聞こえてきて、涙が止まらなくなるんです。。
ベールアップは、顔を覆っているベールを新郎様があげて、取り払う儀式のこと。
「これからは僕が守っていくよ」という意味や、ベールを壁に見立てて「ふたりの間に隠し事や嘘などの壁(=障害)を取りのぞく」という意味もあります。
ベールには『貞操を守る』などの意味もあるようですが、現代ではちょっと言うのも恥ずかしいなぁという感じ。。私はベールアップは「これからはあなたのことだけを見て愛していきます」という誓いを形にしたものだ、と独特な説明をしていました(笑)
花嫁様からのお写真
グリーンから紫へのグラデーションになっている秋色アジサイを主役にして、白や淡いピンクのバラ、くすみ感のあるピンクのカーネーション、ユーカリなどをアクセントにしたラウンドブーケをお作りしています。ドライフラワーの秋色アジサイはカサカサ、パリパリして花が取れたり傷みやすいのですが、プリザーブドフラワーは柔らかさもあるので傷つきにくいのがおすすめなポイントです。
なによりすごく綺麗です♡
ウェディングブーケのアンティークな雰囲気と、ベールとドレスが合っていて、素敵なコーディネートです。マリアベールは神秘的な美しさがありますが、ヘアスタイルにお花も合わせると可愛らしさもプラスされて、こういうのもいいですね!
プリザーブドフラワーの秋色アジサイを主役にしたラウンドブーケの花嫁様
お花がきれいに見えているお写真をたくさん送ってくださった花嫁様。本当にありがとうございます!結婚式を楽しんでいる感じや、おふたりの幸せそうな感じがお写真から伝わってきて、見るたびにパソコンの前でニヤニヤしています。
「あまり関係ない写真を送っても迷惑…?」と心配される花嫁様もいらっしゃるかもしれませんが、それは杞憂です。
なんならお作りしたブーケが映っていなくても、おふたりの結婚式の雰囲気が伝わってくるだけで嬉しいですし、色々なコーディネートを見るのは私の趣味に近いものもあるので、とにかく喜びます(笑)「みてください!素敵でしょー!!」と、どんどん遠慮なく私に自慢してください♡
「こんなカットで写真撮るのも可愛いな」とか、「こういう風にヘアパーツ付けるのもいいな」とか、勉強になりますし、参考にしたい方いっぱいいると思うので、たくさん送っていただけると本当に嬉しいです。
マリアベールに憧れちゃう!秋色アジサイブーケ&ヘアパーツまとめ
最後にマリアベールがおすすめなケースをご紹介します。
■ 海外挙式・国内リゾート挙式をされたあと、他の場所で改めて挙式・披露宴をされる場合
■ 教会式ではなく、人前式をされる場合
このケースであれば、マリアベールをしてもらうのに何も問題がないと思います。
あとは、すでに入籍している夫婦で間をあけて結婚式をされるおふたりや、ベールダウン・ベールアップはできなくても大丈夫という方、ぜひマリアベールを検討してみてはいかがでしょうか。ベールアップはできませんが、ベールダウンに変わる演出として、「お母様にグローブをつけてもらう」「ブーケを渡してもらう」などするのも素敵だと思います。
正直なところ、何をするかより、お母様と花嫁様との関係性に感動があるんです。
お母様のお嫁に行ってしまう寂しさ、そして嬉しさ、そんな気持ちがダイレクトに伝わってくるからこそいいんです。
おふたりらしさ、ご家族らしさが伝わるような結婚式が一番です。これはダメ!というルールもあまりありませんから、会場やプランナーさんと相談しながら、形にしていくことをおすすめします。