ウェディングブーケ プリザーブドフラワーにするメリット・デメリット
初めまして。
今日からSOEL(ソエル)ショップブログを始めることになりました。
以前もブログは運営していたのですが、休止している間にサービスが終了となっており、すべての記事が消えてしまいました。。もうどうにもならなそうだったので、これを良い機会として、ネットショップもリニューアルし、ブログも新しく始めることにしました。
これからは、新作やオーダーメイドでお作りしたブーケ&アレンジメント、お客様の声などをお届けしつつ、これから結婚式をされるプレ花嫁様に参考になるような情報だったり、ブライダル業界のお話だったりも書いていけたらと思っています。よろしくお願いします。
猛暑も収まり、秋が感じられるようになってきましたね。秋といえばブライダルシーズンです!
「どんなお花でブーケを用意しようかな…」と悩まれている花嫁様もいらっしゃると思います。
ウェディングブーケとして使われるお花は、主に4つ。生花、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)があります。
その中から今日は、プリザーブドフラワーについて詳しくご紹介していきます。
まずはプリザーブドフラワーって何だろう?というところからご説明していきますね。
プリザーブドフラワーとは
「プリザーブド」とは英語のpreservedのことで、「保存された」という意味があります。
プリザーブドフラワーとはその名の通り、お花を特殊な技術で加工し、まるで生花のような質感のまま長期保存できるようにしたお花のこと
枯れることがなく水やりの必要もないので、贈られた方に手間をかけず、長く楽しんでいただけるお花として人気です。
発祥のフランスは比較的湿気が少ない気候のため、5~10年程もつと言われていますが、湿気が多い日本だと2~3年程を目安に、綺麗な状態を楽しむことができます。
またアクリルで覆われた額縁にプリザーブドフラワーを入れたフレームアレンジなどは空気に接することが少ないため、5年以上長持ちすることもあります。
(関連記事:結婚式、親御様への贈呈用に喜ばれるフォトフレームアレンジ)
↑ フレームアレンジってどういうものだろう?と思われた方は合わせて読んでみてくださいね。
それでは、プリザーブドフラワーをブーケに使うメリットを見ていきましょう。
プリザーブドフラワーブーケのメリット
■プリザーブドフラワー ブーケはまるで生花のような美しさ
プリザーブドフラワーは、手触りも見た目も、ほぼ生花と同じ美しさがあります。
特にウエディングブーケに人気のバラやアジサイ、カーネーションなどはクオリティが高いため、美しいウエディングブーケを作ることができます。
■プリザーブドフラワー ブーケは保存がきく
プリザーブドフラワーは保存がきくというのが大きなメリットのひとつ。
挙式や披露宴に続いて、二次会でも使いたい!となると生花だとくたっとしてしまいがちですが、プリザーブドフラワーなら綺麗な状態のまま持っていただくことができます。
また結婚式前に写真を撮る「前撮り」にも使うことができます。結婚式後にはインテリアとして新居に飾って頂けたりと、ひとつのブーケで全て対応できるので、コストパフォーマンスも高いです。
■プリザーブドフラワー ブーケはカラーバリエーションが豊富
プリザーブドフラワーは、一度脱色してから色を入れるので、生花にはない色の花を作ることもできます。特にバラは黒やグレーなど個性的な色から、オーソドックスな色まで充実しています。最近はアンティークカラーが増えてきて、個人的にとても嬉しいです。
生花は自然のものなので同じ品種で作っていても環境によって色が濃かったり薄かったりします。それも魅力ではあるのですが、色がブレないというのはイメージ通りのものをお届けするために大切なこと。
青や水色などブルー系、レインボーカラーなどは生花でもありますが、インクを吸わせて作っているので、葉脈・花脈に色が濃く入り、色にむらがあることも。その点プリザーブドフラワーは全体的にきれいに色が入っているのでおすすめです。
■プリザーブドフラワー ブーケは軽いから疲れない
生花はお水が欠かせません。なので水分を含ませた生花のブーケはとても重いです。
しかしプリザーブドフラワーは水分を抜いて加工を施したお花なので、すごく軽いです。
花嫁様は片手で新郎様と腕を組み、もう片方の手でウェディングブーケを持ち、デザインによってはドレスのスカートをつかみ持たなくてはいけません。これは本当に重労働。。
なので、ブーケが軽いというのは実は大きなメリットなのです。
プリザーブドフラワーブーケのデメリット
■プリザーブドフラワー ブーケはデリケート
長期保存ができるプリザーブドフラワーのブーケですが、プリザーブドフラワーそのものはデリケートで壊れやすいもの。取扱いには注意が必要です。
無造作にテーブルに置いたりすれば花びらに傷がついてしまいます。
アテンダントさんや介添えさん、カメラマンさんが「造花ブーケ」と同じ認識で扱うと壊れてしまう可能性があります。生花同様に丁寧に持ったり、置いたりしてもらえば問題ありません。事前にプランナーさんへ伝えておくことをおすすめします。
■プリザーブドフラワー ブーケは色移りの可能性がある
プリザーブドフラワーは加工して色をつけたお花なので、ドレスに色移りしてしまう危険性があります。淡いパステルカラーのお花ではほぼ心配はいりません。
ただ、赤・青・紫などの原色系の色は、気をつけて頂いたほうが良いです。
少し触れるくらいは問題ないので持っている間に色がつくというよりは、ドレスやグローブの上にブーケを置いての小物撮影など、長時間触れるような状態は避けてください。
■プリザーブドフラワー ブーケは種類が少ない
生花の中でもプリザーブドフラワーにするのに適したお花と、適していないお花があります。なので生花と比べるとお花の種類が少ないというのがデメリットです。
お花もですが、葉物についても同様です。
アネモネやコスモスなどプリザーブドフラワーにはないお花をご希望だったり、蔓系の葉物でナチュラルな雰囲気をご希望の花嫁様には、アーティフィシャルフラワー(造花)と合わせて作ることをおすすめしています。
プリザーブドフラワーのまとめ
いかがでしたか?今回プリザーブドフラワーブーケについてお話してきましたが、私は生花のブーケも、ドライフラワーのブーケも、アーティフィシャルフラワー(造花)のブーケも大好きです。笑
ウェディングドレスには生花のブーケ、カラードレスはプリザーブドフラワーブーケにしようかな?など、それぞれのメリット・デメリットを正しく知って、花嫁様に最適なブーケを選んでいただくことが一番だと思います。
プリザーブドフラワーのウェディングブーケとか贈呈用アレンジなど気になるかも♡ という方はぜひSOEL(ソエル)通販ショップも覗いてみてくださいね。
ウェディングブーケ・プリザーブドフラワーアレンジSOEL(ソエル)
また何かご不明な点等ありましたら、お気軽にご相談ください!